第3回WHO協力センター地域フォーラム

主催:WHO西太平洋地域事務局
日時:2018年11月22日―23日
場所:ベトナム国ポーチミン市
   シェラトン・サイゴン・ホテル
群馬大学参加者: 渡邉秀臣副学長          
         蒲章則WHO協力センター教授

 第3回WHO協力センター地域フォーラムが、ベトナム国ホーチミン市において地域メンバー国から270名からなる参加者のもと開催された。このフォーラムは、次期5カ年計画(2019年から2023年まで)の国レベルでの第13次総合計画(GPW)からなるWHOの「新3つの10億目標」に焦点を当てた。

この10億の目標とは:
 1)10億人以上への保健提供
 2)10億人以上への緊急事態への保護              会場でのポスター展示
 3)10億人以上へのより良い保健の享受

 WHO協力センターは、国とWPRO地域にある保健機関の発展と強化、WHOの権能と活動プログラムを支援する為に設けられたパートナー機関である。WHO協力センターの貢献は、各協力センター本来の仕事とWHOの優先プロジェクトの調整された有効且つ戦略的パートナーシップでなければならない。WHO/WPROは過去、国、西太平洋地域レベル、及び世界レベルでの集団健康を、どのように改善させるかの共同作業を討議する為に、2014年(第一回)と2016年(第二回)にWHO協力センターフォーラムを開催してきた。

 今回(第3回)のフォーラムでは、次期5年計画と長期2030年までの開発目標達成に向けてWHO協力センターの定義と役割、そして優先と共同計画を提供された。

 その目的は下記の通り。
 (1)2016年開催された第二回フォーラムからの進展の良い実践と成果を広める。
 (2)国レベルにおけるより効果的な機会の特定と相乗効果の強化、革新的協力とネットワークの
    強化促進。
 (3)第71回WHO総会で採択された5ヵ年計画(2019年から2023年)のWHO第13次総合計画
   (GPW)の達成に向けたWHO協力センターの貢献計画の協議。
 群馬大学は西太平洋地域の唯一の多職種連携教育機関(IPE)としての実績・研究をフォーラム参加者に紹介した。  
                                        (蒲 章則)

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   WHO西太平洋地域事務局長シン先生と            参加者との意見交換