WHO本部(ジュネーヴ) 訪問Gunma University Centre for Research and Training on Interprofessional Education(WHO Collaborating Centre)

【日 時】
平成29年2月20日~22日(3日間)
【用務地】
WHO本部(WHO/HQ、スイス ジュネーヴ)
【参加者】
保健学研究科 渡邊 秀臣 教授、
蒲 章則 教授
篠崎 博光 教授
松井 弘樹 講師
時田 佳治 助教(WHOにボランティアとして出向中)

【概 要】
1.井上 肇 事務局長補との意見交換
 群馬大学の医療安全の改善に向けた取り組みと、今後医療安全分野でのWHOとの多職種医療安全研修プログラムやツールキットの開発のための連携について報告し、井上事務局長補と具体的な意見交換を行いました。
 
2.Health Workforce (HWF) 部門の部長並びにスタッフと協議

 WHO指定協力センター(WHOCC)としての群馬大学多職種連携教育研究研修センターの活動成果を報告するとともに、今後の活動計画について意見交換を行ってきました。HWFのスタッフも本センターの役割と活動を認めていただき、さらに4th global forum on HRHへの当センターの取り組みの発表や、他地域のWHOCCとの連携活動を勧めていただきました。
 
3.Service Delivery and Safety (SDS) 部門長と協議

 本学 時田 佳治 助教が2016年10月から6ヶ月間、ボランティアとしてSDS部門における3つのユニットで研修を行っていることから、その受け入れと監督・指導に対して、本学 渡邊センター長よりSDS部門の部長へ感謝の意を述べました。また、WHOCCとしての活動や医療安全におけるチーム医療教育の役割について意見交換を行い、SDS部門も本学と連携して、今後の継続的なサポートを約束いただきました。
 
4.Service Organization and Clinical Interventions (SCI) unit、
  Universal Health Coverage and Quality (QHC) unit、
  Patient Safety and Quality Improvement Unit (PSQ) unit のスタッフと協議

 時田 佳治 助教がSDS部門のSCI、QHC、PSQの3つのユニットにおいて研修を行っていることから、その受け入れと監督・指導に対して、渡邊センター長よりそれぞれのユニット長へ感謝の意を述べました。また、群馬大学多職種連携教育研究研修センターの活動内容を説明するとともに、今後の活動展開に関して意見交換を行ってきました。各ユニットのコーディネーターからも、時田助教の活動に対して謝意が述べられるとともに、現在の仕事内容とそれぞれのユニットにおける活動内容の説明をいただき、本学のWHOCCに対して、今後の継続的なサポートを約束いただきました。特に医療安全を扱うPSQとは、群馬大学WHOCCとして多職種連携医療安全研修プログラムやツールキットの開発のための連携について話し合いました。

 
 
 
5.WHO邦人職員並びにWHOに出向されている日本人スタッフと意見交換

 WHOに勤務している邦人職員並びに日本の大学や地方自治体からWHOへ出向されている日本人スタッフの方々とお会いし、それぞれのWHO内での活動内容や所属団体における役割、WHOCCとして今後、連携活動を行う上での具体案などについて、意見交換を行ってきました。

                                     (文責 松井 弘樹)